ノーニードルメソテラピーとは、エレクトロポーレーションという技術を使用して薬物や成分を導入していくものです。エレクトロポーレーションは50V以上の電圧をパルス式にかけた時に一時的に電気的な通路ができるといMIT(マサチューセッツ工科大学)のDr.James Weaverが確率手法です。彼らのグループは様々な皮膚からの薬物導入の研究を行っていて、ちょうど私がハーバード大学留学中にEr:YAG(ヤグ)レーザーを用いた薬物導入の研究をしていたため幸運にも共同研究にかかわることができました。エレクトロポーレーションは基礎医学の分野ではすでにウイルスを用いた遺伝子導入などで確立された方法ですが、臨床的にはその後しばらく活用されることはありませんでした。それが、最近イタリアやスペインでとくに美容医療の分野での応用が確立されてきています。医学的な詳細の裏付けはまだこれからですが、昨年の日本皮膚科学会での発表は非常に反響があり、今後は美容の分野だけでなく皮膚からの薬物導入方法として大きく発展する可能性があります。
確かな結果を得るには、機械のパフォーマンスが必須です。当院では、医療向けに開発されたメソアクティスという機器を使用し、あくまでも医療の範囲として施術を行っています。
エレクトロポレーションの原理
細胞膜は、リン脂質が二重に並んだ構造となっています。この細胞に電流をかけると、細胞膜に一時的に小さな穴が開きます。電流の強さにより穴の大きさ、持続時間は変わりますが、1個の細胞にたいし0.5Vから1Vくらいの短い波長の電流により、数十秒くらい穴が生じ再び修復されます。このレベルの電流では細胞に大きな影響はなく、細胞が死んでしまうことはありません。
この穴からDNAや薬剤を細胞内に取り込ませることができます。この方法は、細胞に遺伝子や薬剤を導入したり、癌治療などに広く応用されています。

皮膚エレクトロポレーションの原理
薬剤や有効成分を皮膚から導入するためには、角質層のバリアーを有効に通過させる必要があります。角質バリアーを通過させるには、角質細胞間脂質を通過する経路と角質細胞を通過とが考えられますが、角質細胞を通過するのは困難であり、角質細胞間脂質をうまく通過させることになります。
細胞膜に0.5Vから1Vくらいの短い波長の電流により穴があくのであれば、角質細胞間脂質を細胞膜100枚分と仮定すれば50から100Vくらいの電流で穴をあけられるはずです。この原理に基づく導入法が皮膚エレクトロポレーション法です。この方法により、今まで注射を用いる以外に皮膚内に導入できなかった物質も導入可能となりました。また導入量も従来のイオン導入や超音波導入よりも多く、治療効果もより大きくより早くあげることができます。

| 治療内容 | 価格 |
|---|---|
| 顔 | 21000円 |
| 初回トライアル | 10500円 |

